「本気で逃げるから本気で追わないで〜!」

小谷野敦逃亡記

(6:恥を知れ!ダマされるな)

そんなこんなで、源三位・・・いや、メリー・ポピン・・・いや、小谷野敦氏は今現在も公開討論に応じないまま逃亡中である。「公開討論」コミュのメンバーはあっというまに200人を越えた。公開討論が決定して告知すれば、もっともっと大勢集まるだろう。

さて、僕はこの先もチャンスがあれば小谷野氏との公開討論を実現したいと思っている。しかし、彼が応じる可能性はあるのだろうか? 
結論を先にいえば、その可能性はきわめて低い。そのことを僕は10月1日の日記の最初から指摘しておいた。

2006年10月01日
01:53 源三位入道の足跡 
 
源三位入道(=小谷野敦)から足跡があった。 
「禁煙ファシズムと戦う」のレビュー読んだかな?  
でも、この人は僕とタバコについて議論する度胸はないだろう。100%負けるから。

議論に応じても勝ち目がないことは、彼自身が一番よく知っている。念のため強調しておくが、これはハッタリではない。「地球が丸いことはまだ証明されていない」と主張する者はどうあがいても議論に勝てない。小谷野氏も同じだ。 

最近、ハワイに続いてフランスでも公共スペースの全面禁煙化が発表された。ドビルパン仏首相の言葉を借りるなら「受動喫煙が原因で毎年約5,000人が命を落としている」のだという。素直に聞き入れようが必死に耳をふさごうが、これがタバコの煙がもたらす現実なのだ。
たかがタバコ、たかが嗜好品・・・だが、その隣で毎日苦しむ人がいて、ひどい場合は死にも至る。
だからこそ、「受動喫煙の害は証明されていない」という嘘八百を、一見いかにも科学的なスタイルで世間に垂れ流すことは、社会に一定の影響力をもつ「文化人」として非常に悪質な行為なのだと断言しておこう。

小谷野敦よ恥を知れ!
喫煙者はダマされるな。

P.S.  小谷野敦様
逃げてるだけじゃ恥ずかしいですよ。
公開討論、いつでもお待ちしています!
ワイネフ


<追記>

「小谷野敦逃亡記」公開から10日ほど後、小谷野敦がブログ「猫を償うに猫をもってせよ」でこんなコメントをしている。(2006.10.25)

(前略)
おっとまだ話があった。たとえばミクシィ上で、私とサシで討論したい、というやつがいるとする。私が、どうせギャラリーがあれこれ言うだろうから嫌だというと、そうはならないようにする、と相手は言う。しかしである。メッセージを使って「死ねよばか」などと言ってくる奴が出たらどうするのか。アクセスブロックは9人までである。500人から言ってきたらどうするのだ。

「本気で戦うから本気でかかってこい!」のわりには、スケールの小さい人だ。これでは「小谷野」さんじゃなくて「小物」さんだ。改名は得意なことだし、これからはペンネーム小物敦を名乗ってみてはどうだろう。案外しっくり定着するかもしれない(笑

公開討論の最中に万一どこかのバカが小谷野氏に中傷メッセージを送ったら、そのバカはコミュから追放される。200人以上の観客は、みんな公開討論が聞きたくて集まってくれている。議論の円滑な進行に関しては全力を尽くすことをもう一度約束しよう。
討論のルールについて要望があれば、前向きに検討する。たとえば外部に専用ブログを作って一定のルールのもとで議論すれば、 ミクシィのコミュ云々という制約から解放されるかもしれない。どうしてもリアルタイムの公開討論を避けたいということなら、 思い切って「非公開討論」にしてしまう手もある。信頼できる証人数人にだけ見守ってもらい議論が終了した時点で公開するのだ。 その気になれば方法なんかいくらでもある。
タバコの事実を知ることから逃げ続けるように、公開討論からもやっぱり逃げ続けるのだろうか、小物敦さんは…



Original: 2006-Oct-17; updated: 2007-Jul-9;
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